東芝、映画子会社を博報堂DYメディアに売却
東芝は16日、映画子会社の東芝エンタテインメント(東京・渋谷)を博報堂DYメディアパートナーズ(東京・港)に売却すると正式に発表した。東芝は半導体や原子力発電などの成長事業に経営資源を振り向け、娯楽ソフト事業から撤退する。博報堂DYは東芝エンタがもつ劇場への配給網を取得して、映像事業を強化する。
5月1日付で東芝エンタの全株式を博報堂DYに売却する。売却額は明らかにしていない。新社長には博報堂DYで映画事業を担当してきた春名慶氏が就任する。事業内容や従業員はそのまま維持する。
東芝エンタは2003年、東芝がアミューズピクチャーズを買収して発足。映画の製作・配給などを手がけてきた。洋画では「戦場のピアニスト」、邦画では「蟲師(むしし)」などを配給した。
東芝エンタテインメント 株式の譲渡に関するお知らせ
当社は、2003年10月1日以降、株式会社 東芝の100%子会社として、事業を行ってまいりましたが、本日、株式会社 東芝と株式会社 博報堂DYメディアパートナーズとの間で、株式譲渡契約が締結され、2007年5月1日(株式譲渡日)をもって、博報堂DYメディアパートナーズの100%子会社となることが決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、今後の組織・経営体制・営業活動は、5月1日付の経営陣の変更(*注1)を実施するほかは、現行どおりの予定です。
また、社名につきましては、近々に変更を予定しておりますが、スケジュールを含め、決定次第、ご連絡いたします。
*注1:株式会社博報堂DYメディアパートナーズのプレスリリース(4月16日付)をご参照下さい。
博報堂DYメディアパートナーズによる
東芝エンタテインメントの株式取得に関するお知らせ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区 社長:佐藤孝 以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、平成19年4月16日の取締役会において、東芝エンタテインメント株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:加藤鉄也 以下東芝エンタテインメント)の全株式を取得し子会社化することを決議するとともに、株式会社東芝(本社:東京都港区 社長:西田厚聰 以下東芝)より同社の発行済株式を取得する譲渡契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
1.株式取得の目的
博報堂DYグループは昭和54年(1979年)より、映画を中心とした映像事業に取り組んでおり、約三十年にわたる実績を有しています。現在では、グループ内でメディア・コンテンツ事業を担う博報堂DYメディアパートナーズが同領域におけるビジネスを展開しています。一方、東芝エンタテインメントは、洋画を中心とした映画製作・劇場配給と、ビデオ・DVD(アニメ・TVシリーズ・映画)の発売、権利保有作品の放映権販売などを行う映像事業会社として、成長してきました。
このたび博報堂DYメディアパートナーズは、東芝エンタテインメントを傘下におさめ、同社が保有する劇場配給およびビデオ発売・放映権販売等の二次利用の機能や映像ビジネスにおけるノウハウをグループ内に取り込むことで、幅広く映像事業の強化がもたらされると判断したため株式の取得を決定いたしました。なお、博報堂DYメディアパートナーズの映像事業については従来通り、国内外の有力なコンテンツホルダーと共に事業展開を行ってまいります。
2.東芝エンタテインメントの概要
(1)代表者:代表取締役社長 加藤鉄也
(2)所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー13F
(3)設立年月日:平成2年10月16日(商号変更 平成15年10月1日)
(4)主な事業の内容:映画製作・配給、ビデオ・DVD(アニメ・TVシリーズ・映画)発売及び権利保有映像の放映権の販売など
(5)資本金:490百万円
(6)株主構成:東芝100%
3.日程
平成19年4月16日:株式譲渡契約締結
平成19年5月1日:取得完了予定
株主総会開催予定
※株主総会で新社長を選任の予定。
新社長就任予定者:春名 慶(現:博報堂DYメディアパートナーズ エンタテインメント事業局)
と、まぁ、東芝エンタテインメント売却に関するニュースと両者からの発表を転載してみました
社名も変わるということで東芝エンタテインメントという会社は消滅してしまうんですね
役員の交代以外は、現状を維持と発表してますが、そんなことは外からわかるはずもないので、私にはどうしようもないことですが、うpさんがどうなってしまうのか心配です
パイオニアLDCがジェネオンエンタテインメントに社名を変更した時も小麦のラジオで触れてましたから、今回もドクロちゃんねるで触れるでしょうね
と言っても、明日は公録第二部のオンエアーなので、来週分ですね
ドクロちゃんのDVD発売元はきっと新社名になっていることでしょう
それにしも、東芝エンタの親会社が博報堂でジェネオンの親会社が電通で、代理店1、2の会社の子会社が一緒に仕事する可能性ってあるのかな
この親会社の変更で、偽まる,UP LIFTのコンビがなくなっちゃったら、アニラジに対する興味がガクッて落ちそう、っていうか1週間の楽しみの1つになってるから、いろんなところに影響出てきそうで怖いです
あーっ、社の方針が大きく転換されたら、それにともなってTE-A roomがなくなる可能性だって考えられるんですね
いずれにせよ、東芝エンタの今後に注目していきたいと思います